双樹会山口大学医学部保健学科同窓会

会長挨拶

山口大学医学部保健学科同窓会双樹会
会長　岡野こずえ

　会員の皆様には、日頃から山口大学医学部保健学科同窓会（双樹会）に絶大なご支援、ご協力をいただきまして厚くお礼申し上げます。

　昨年の総会で会長を就任し、ようやく1年が経ちました。その間に年号が平成から令和に変わり、天皇家の数多くの祝賀行事が行われています。その一連の御列の儀（パレード）が先の大型台風の被害で延期になりました。昨年も私はこの挨拶状に自然災害を書いていますが、心底、天変地異の前では何も成せない人の営みの儚さを感じます。しかし、生かされている者として、「出来ることを行おう！」と決意を新たにしました。

　私が就任時に公約した「双樹会発展に向けての努力」の第一歩として、活動目標の「会員相互の交流」、「双樹会員としての意識確立」の元に16年ぶりに会員名簿を作成することにしました。名簿作成に当たりましては、クラス役員会で賛否両論の活発なご意見をいただき、その後の理事会でも積極的な意見交換を行いました。その結果、山口大学内の他同窓会の状況なども踏まえて、上記の目標の元に名簿を作成する運びになりました。

　名簿の作成に当たりましては、「個人情報の保護」を最優先に考え、「名簿内容に個々の会員の意向を入れる」、「有料として各自で購入して頂き、漏えいを防ぐ」方向になりました。名簿の内容としましては、「卒業年次、氏名（旧姓を含む）は全員を記載する」、しかし「現住所と勤務先の記載は本人の任意をとる」です。名簿の作成ですので、一人でも多くの会員のみなさまの意向の確認が不可欠と考え、クラス委員の方々にお願いして、住所不明者の宛先の検索をしていただきました。

　今現在、日本・世界中に双樹会の会員の方々が5600有余名おられます。昨今の個人情報保護等の問題がありますが、看護学校・検査技師学校時代からの歴史ある山口大学医学部保健学科の同窓会として、会員の方々の連携・親睦を図るためにも新しい名簿作成は本当に必要な事項だと名簿の作成準備をしながら改めて思いました。

　最後になりましたが、会員の皆様の今後のますますのご発展とご健康を祈念すると共に更なる同窓会活動へのご協力を宜しくお願い申し上げます。

令和元年10月

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